BESS事業が1千MW到達へ
[ 337字|2023.12.27|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手サンミゲルの発電部門持株会社サンミゲル・グローバル・パワー・ホールディングス(SMGP)は、傘下企業が開発中のバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)ネットワークの総発電量が2024年1月中に1千メガワット(MW)に到達する見込みだと明らかにした。同社は比国内32カ所にBESS施設を建設しており、来年1月には世界でも最大級のBESSネットワークが完成する。サンミゲルのアン社長兼最高経営責任者は「事業推進の結果、電力供給システムは安定しており、停電もほとんどなくなった。需要があればBESSネットワークをさらに拡張する」と述べている。比では、やはりサンミゲル傘下のマシンロックパワーの施設内で2016年に国内初のBESSが稼働している。(26日・スター)