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　フィリピン知財権事務所（ＩＰＯＰＨＬ）によると、2023年１～10月期の商標や特許など知財権の登録申請件数は４万1815件で前年同期の４万1022件から２％増加した。昨年の登録申請件数が過去最高だったことから、23年も最高記録を更新するとみられている。分野別では商標が同0.4％増の３万5538件、特許が同3.7％増の3612件、実用新案が同37.2％増の1538件、工業デザインが同9.8％増の1127件だった。ＩＰＯＰＨＬは知財権登録の必要性を訴えるキャンペーンを強化しており、24年の登録申請件数を前年比10％増以上に引き上げることを目標にしている。（17日・スター）