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　社会保険機構（ＳＳＳ）は12日、低金利で年金受給者に現金を貸し出す低利貸付プログラムを開始した。年金受給用銀行口座のＡＴＭカードを担保にして高金利で現金を貸し出す金融業者が社会問題化しており、対応が急がれていた。ＳＳＳのロランド・マカサエット総裁によると、これら貸金業者は金利を20％に設定しているが、同プログラムは半分の10％という。また、貸付額も受給する月額基礎年金額の３倍、６倍、９倍、12倍から選べ、最高20万ペソ。毎月の返済金額も年金受給額の52.75％に制限されるという。年金受給が始まった月の翌月から貸付を受けることができる。（12日・スター）