比製造業PMI10カ月ぶり高水準
[ 326字|2023.12.4|経済 (economy)|econoTREND ]
米S&Pグローバルが比の400社を対象に調査し1日に発表した報告書で、比製造業購買担当者景気指数(PMI)の11月改定値が52.7と前月10月の52.4からさらに上昇し、過去10カ月で最高水準だったと明らかにした。同指数が50を超えると比製造業が今後さらに生産拡大する楽観的見通しを示す。11月の各指数でみても、新規受注指数が8カ月ぶり、生産拡大指数も10カ月ぶりのそれぞれ大幅な上昇幅となった。また新規顧客獲得指数も伸びた。一方で、雇用指数が5カ月連続の50割れとなり、人員カットの継続が明確になっているほか、供給不足に加えて材料費や供給費用の高騰、過剰在庫への恐れなどから購買活動が過去15カ月で初めて50割れとなった。(2日・インクワイアラ―)