収監者が栽培する農園で最初の収穫
[ 292字|2023.12.1|経済 (economy)|econoTREND ]
パラワン州イワヒグ刑務所内で進められていた収監者たちが栽培に従事する国内初の技術デモンストレーション農園で、12月に最初の収穫を迎える。農務省と司法省が提携して進めている事業で、4.5ヘクタールの農地にコメ、スイカ、メロン、ナス、トマト、キュウリ、オクラ、スイートコーンなどを栽培している。収穫額は約730万ペソ。今回は第1期で約70人の収監者が作業に従事したが、第2期は500ヘクタールに大幅拡大する。刑務所内での農園事業は政府の食糧安全保障政策を支援するプログラムで、収監者たちの職業訓練も兼ねており、収益は空き地の農地転換事業などに投入される。(11月28日・マニラタイムズ)