初のイスラム債発行へ MUFGなどが引き受け
[ 260字|2023.12.1|経済 (economy)|econoTREND ]
比政府は初めてとなるイスラム債(スクーク債)を総額5億ドルまで発行する計画で、その共同リードマネジャーに日本の三菱UFJフィナンシャル・グループやシティグループ、ドイツ銀行やHSBCなど外資銀大手6行を指名した。償還期限は5年半で、中東だけでなく、アジアや欧州、米国などでも発行する。比のイスラム債に対しては、ムーディーズがBaa2、S&PがBBB+、フィッチがBBBといずれも投資適格級の評価を行うとみられている。政府は2023年通年で総額50億ドルの国際金融市場向け国債発行を計画している。(11月28日・スター)