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　マニラ国際空港公社（ＭＩＡＡ）はパサイ市当局と合同で、同空港ターミナル２に隣接し1970年代から使用されず廃墟となっているフィリピン・ビレッジ・ホテルの建物と敷地を接収した。ビレッジホテルはエンリケスーパンリリオ一族が所有していたが、50年近く利用されずに廃墟となっていた。政府は15年間の民営化を含めたマニラ空港再整備事業の競争入札を実施する準備を進めており、同事業を施行する上でも当該ホテルの敷地を含めたターミナル２の再開発事業が必須。しかし、ホテルの所有権を巡る法手続きはまだ完了していないという。（27日・インクワイアラ―）