廃棄物固形燃料化事業を開始 プライムインフラストラクチャ―
[ 357字|2023.10.23|経済 (economy)|econoTREND ]
国内有数実業家のエンリケ・ラソン氏が率いるプライム・インフラストラクチャー・キャピタルはその子会社のプライム・インテグレイテッド・ウェイスト・ソリューションズを通じて、セブ州で廃棄物固形燃料化事業を開始した。セブ州の自治体から毎日約1千トンの一般廃棄物(家庭から排出される生ごみや紙、プラスティックなど)を受け入れて、加熱・粉砕・乾燥させてクレヨン状に固めた固形燃料を製造する事業で、セブ州におけるごみ埋立地へのごみ投棄量を従来より約20%削減させることができる近代的な廃棄物管理方法。廃棄物固定燃料化を行う工場では廃棄物の分別や保管などでハイテク機器を導入して半自動化で操業させる計画。プライムインフラは今年初めにルソン地方でも資源回収施設2カ所を今後2年で開発する計画だと明らかにしている。(21日・スター)