デジタル人材育成プログラムを発足 PBEDとJPモルガン
[ 305字|2023.10.9|経済 (economy)|econoTREND ]
財界主導の教育アドボカシー団体、フィリピン・ビジネス・フォー・エジュケーション(PBED)は、米総合金融サービス機関のJPモルガンと提携して若手比人労働者向けのデジタル人材育成プログラム「フューチャー・スキルズ・ナウ(FSN)」を発足させたと発表した。まず首都圏とセブ市周辺で働くデジタル技術系労働者700人に対し専門家らによる能力開発ワークショップなどを提供する。セブ市でも最近、市内のIT企業や金融機関など20社で働く労働者を対象にデジタル技術学習会が行われている。2022年度IMD世界デジタル競争力ランキングで比は63カ国中、56位と低迷しており、デジタル人材育成が急務とされている。(8日・スター)