「日刊まにら新聞」ウェブ

　イタリアに拠点を持つ再生可能エネルギー開発業者のEXERGYインターナショナルは、ロペス財閥傘下の再エネ部門子会社、エネルギー開発会社（ＥＤＣ）との間で、レイテ島における地熱バイナリー発電事業（最大発電量28メガワット）からの電力供給契約で合意した。同地熱バイナリー発電事業は、レイテ州オルモック市にあるマハナグドン地熱発電所内で併設されているもので、完全操業を開始すると、同発電所の最大発電量が180メガワットまで増強される。EXERGY社は熱塩水を利用するバイナリー発電技術を導入しており、二酸化炭素排出量を大幅に削減することができるという。（５日・インクワイアラ―）