特別経済区での電気自動車推進
[ 324字|2023.6.28|経済 (economy)|econoTREND ]
世界銀行グループの国際金融公社(IFC)とロペス財閥系エンジニアリング企業ファースト・バルフォアーが、特別経済区ファースト・フィリピン・インダストリアル・パーク(FPIP、バタンガス州サントトマス町)での電気自動車推進に向けた事業可能性調査で提携合意した。国内最大級の経済特区であるFPIP内に電気自動車向け充電施設を設置し、特区内の企業に通勤する従業員らが使用する車の電動化を進めて温室効果ガスの削減を目指す。FPIPは500ヘクタール以上の敷地に日系を含む140社超の企業が入居しており、従業員総数は7万人に達する。同経済区の開発は同財閥系のファースト・フィリピン・ホールディングスと日本の住友商事による合弁事業。(26日・マニラブレティン)