石炭火力発電に8.6億ドル投資
[ 325字|2023.4.20|経済 (economy)|econoTREND ]
比の環境団体CEEDの調査によると、比大手銀が2022年4月から今年3月までに総額8億6700万ドルを石炭燃料火力発電事業に投融資した。また、化石燃料ガス事業にも9億3000万ドルを投入するなど、化石燃料事業を継続している。地球温暖化対策として二酸化炭素排出量の削減が急がれる中、比では金融機関が依然、化石燃料事業に大規模な投資を続けている。大手銀の中で化石燃料事業に最も資金を投入しているのはアヤラ財閥系のBPIで4年連続のトップ。2位は、昨年7月にサンミゲルの発電子会社が発行した社債を購入したBDOだった。以下、メトロバンク、セキュリティバンク、フィリピン・ナショナル・バンク、チャイナバンキング、RCBCなどが続いている。(18日・スター)