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　ジョクノ財務相はこのほど、５月の金融政策決定会合では利上げを一時見送る余裕が出てきたとの見通しを示した。３月のインフレ率が7.6％と１～２月の８％超えの高いインフレ水準から落ち着いたことに加え、中銀が昨年５月からこれまでに政策金利を4.25％引き上げて6.25％と16年ぶりの高水準になっていることを踏まえた発言。しかし、同相は、政府として今後もインフレ率の抑制が最重要課題だと指摘。インフレ抑制に向けたタイムリーな分析を行えるようデータ収集ツールを合理化することを閣僚級のインフレ市場見通し委員会で検討する必要があるとの認識を示した。（９日・スター）