養殖場拡張に2億ペソ投資へ
[ 302字|2023.3.29|経済 (economy)|econoTREND ]
ミンダナオ地方に地盤を持つアルカンタラ一族が所有する水産会社アルソンズ・アクアカルチャー(AAC)は、サランガニ州アラベル町で2億ペソを投資して養殖場拡張事業(事業地面積約193ヘクタール)を計画している。すでに環境天然資源省に環境適合証の発行を申請しているという。同社は、サランガニ湾からの海水とブアヤン川からの河川水を混ぜて、ミクルフィッシュ(バグス)、ティラピア、エビなどの養殖場を経営しており、高級ミルクフィッシュの加工・輸出業者としては国内最大。同社は年間4千トンの水産品を生産しているが、事業拡張で生産量を同9千トンに引き上げ、輸出だけでなく国内市場向けの供給も強化する。(27日・スター)