2国間交渉で肥料調達へ
[ 270字|2022.12.23|経済 (economy)|econoTREND ]
農務省のデメサ次官補によると、政府は来年1月中に生産国との2国間交渉を通じて肥料を調達する方針。国内で高止まりしている肥料価格を引き下げることが目的。政府は予算41億ペソの農民向け肥料購入助成金事業を来年から実施予定で、その前に肥料生産国と輸入契約に向けた交渉を始めたいとしている。肥料殺虫剤庁(FPA)によると、国内の尿素肥料は現在、50キロ当たり約2500ペソ。海外ではおよそ1800ペソとなっており、比での価格上昇が目立っている。農務省は肥料に関する推奨小売価格や小売上限価格などを地域ごとに設定することを検討中。(21日・スター)