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　ヤマハ発動機の二輪車製造部門比子会社、ヤマハフィリピンの小池宏誌社長はこのほど、2022年度の同社の二輪車販売台数が前年度並みの46万4000台で、19年に記録した過去最高の58万台を約20％下回る見込みだと明らかにした。今年半ばに販売価格を平均３％引き上げたため、売り上げは前年より伸びたという。現在、同社が抱えている一番の問題は半導体部品の不足で、次いで海上輸送費の高騰だとしている。同社は既存の３本の生産ラインがフル稼働すれば年間70万台の二輪車組み立てが可能だとして、拡張事業を行う前にまず既存生産ラインの完全操業を目指すとしている。（12日・マニラタイムズ）