小型原子炉政策で海外2社と協議
[ 323字|2022.11.3|経済 (economy)|econoTREND ]
アボイティス・パワーのエマヌエル・ルビオ最高経営責任者は、原子力発電事業の開発が認められる将来の国内電力政策をにらみながら、小型モジュール原子炉(SМR)を専門とする海外企業2社と協議を行っていると明らかにした。英航空機エンジン大手でSМR技術を持つロールスロイス社とSМR初の「標準設計承認」を米原子力規制委員会から得ている米国のニュースケール・パワーの2社。アボイティス・グループのサビン・アボイティス社長は比での原子力発電事業化に向けた環境整備にはまだ15年近い歳月が必要との認識を示した上で、アボイティスパワーに27%出資する日本の東京電力と中部電力の合弁発電会社JERAが比での原発推進の鍵を握ると説明した。(2日・インクワイアラー)