銀行業界純利益1431億ペソに増加
[ 344字|2022.8.12|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、国内市中銀行による今年上半期(1~6月)の純利益合計が1431億2000万ペソと前年同期比16.7%増加した。純金利収入合計は3543億2000万ペソと同8.8%増加した。コロナ禍による防疫規制が緩和されて経済回復が顕著になったことが銀行業界の収益改善に貢献した。また、市中銀行の不良債権総額も456億5000万ペソと同26.7%減少した。拡大商業銀行に限ると純益合計は1318億2000万ペソと同16.1%増。上半期の純益が多かった拡大商銀としては、資産額で業界トップのBDOが前年同期比12%増の239億ペソ、BPIが同73%増の204億ペソ、ランドバンクが同94%増の203億ペソ、メトロバンクが同33%増の155億9000万ペソと続いている。(11日・スター)