輸入トウモロコシ優先割当てを要請
[ 311字|2022.7.14|経済 (economy)|econoTREND ]
国内の飼料製造業者37社が加盟するフィリピン飼料精製業者組合(PAFМI)はミニマム・アクセス・ボリューム(最低輸入義務量)プラスに基づいて輸入されたトウモロコシを飼料精製業者や家禽業者などに優先的に割り当てるようマルコス大統領に要請した。最低輸入義務量に基づく輸入品の割り当てで優先順位を設けることは農務相の権限とされており、同相を兼務する大統領に直接呼びかけた。また、同協会は農務省に対し、最低輸入義務量を200万トンに引き上げることも要求している。昨年の比のトウモロコシ需要は900万トンだったが、国内生産量は600万トンにとどまっていた。米農務省は比の今年の生産量は790万トンと予測している。(13日・スター)