16年ぶりペソ安水準政策金利引き上げか
[ 282字|2022.6.24|経済 (economy)|econoTREND ]
22日の外国為替取引で対米ドルのペソ終値が1ドル54ペソ47センタボとなり、2005年11月21日に記録した1ドル54ペソ74センタボ以来、約16年ぶりのペソ安となった。
22日の外国為替取引で対米ドルのペソ終値が1ドル54ペソ47センタボとなり、2005年11月21日に記録した1ドル54ペソ74センタボ以来、約16年ぶりのペソ安となった。チャイナバンキングの筆頭エコノミスト、ドミニ・ベラスケス氏によると、現在のペソ安進行は世界中でのドル高傾向に加え、国際的な物価上昇による輸入額の拡大、また国内経済の再開に伴うドル需要の高まりなどが要因という。次期中央銀行総裁に任命されているメダリア氏はペソ安進行を緩和させるためにも2022年中にさらに2回以上にわたり比国内の政策金利が引き上げられる可能性があると指摘した。(22日・スター)