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　フィリピン中央銀行は最新金融政策報告書で、インフレ率が５～６月にピークの5.1％まで上昇し、その後も高い状態が来年３月ごろまで継続するとの見通しを示した。また、同行が民間経済アナリスト16人に聞き取りしたインフレ予測調査では、2022年通年インフレ率は平均4.6％となっており、４月調査時の4.1％から0.5ポイント上昇した。政府は22年のインフレ目標を2.0～4.0％に設定しているが、上回る可能性が高まった。同調査での23、24年の平均インフレ率予測はそれぞれ3.6、3.4％で、前回調査の3.4、3.3％から上昇した。中銀の22年インフレ率予測は4.6％、23年は3.9％。（23日・マニラブレティン）