外資系銀行の純益合計68億ペソ 比で操業の29行
[ 264字|2022.5.9|経済 (economy)|econoTREND ]
比国内で操業する外資系銀行29行の2021年決算報告によると、純益合計が68億ペソとなり、20年度に記録していた合計10億ペソの損失から純益に改善した。しかし、コロナ前の19年に記録していた純益合計186億ペソに比べると3分の1程度に落ち込んだまま。21年の営業利益合計は544億ペソと20年比で13.9%減少しているほか、純金利収入合計も345億ペソで同20.5%減少している。一方、21年の外資系銀行の不良債権比率は平均で1.9%と前年の2.7%から改善しているものの、19年の1.2%からはまだ高い水準。(7日・スター)