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　農務省は日本向けのバナナ輸出促進に向けフィリピン人バナナ栽培農家輸出業者組合（ＰＢＧＥＡ）のマーケティング・広報活動に300万ペソの基金を支出することを検討している。日本政府は今年に入って、フィリピン産生鮮バナナ(キャベンディッシュ種)に対する全量検疫検査手続きを撤廃したことから、フィリピンからのバナナ輸出の促進が期待されている。比農務省植物産業局によると、日本にバナナを輸出する比の輸出業者82社が全量検査を撤廃されたという。2021年の比産バナナの生産量は909万トンと20年の905万トンから若干増えているが、19年の915万トンからは縮小している。 （５日・スター）