国内製缶大手の純利益20%増 総収入も547億ペソに
[ 329字|2022.4.8|経済 (economy)|econoTREND ]
センチュリー・パシフィック・フードの2021年決算は純利益が47億ペソと20年比20%増
ポー一族が所有する国内製缶大手のセンチュリー・パシフィック・フードは2021年決算報告を行い、純利益が47億ペソと20年比20%増加し、総収入も同13%増の547億ペソまで拡大したと明らかにした。「センチュリートゥナ」のマグロ缶ブランドなどで知られる同社は昨年も国内販売と輸出共に好調だったほか、税制改革法の施行による法人税率引き下げで純利益も伸びた。2022年第1四半期も販売は好調だったが、ウクライナ危機を契機とする石油価格高騰やインフレ高騰による影響で今後収益が縮小する可能性があるとしている。一方、同社は昨年12月に製缶業界で著名なイワシ缶ブランド「Ligo」を買収すると発表しており、買収手続きは今年6月までに完了予定。(7日・インクワイアラー)