アパリでバイオエタノール事業発足 大学と自治体、上院議員が連携
[ 252字|2022.4.4|経済 (economy)|econoTREND ]
カガヤン州アパリ町でニッパヤシを原料とする村落ベースのバイオエタノール生産事業が3月14日、発足した。アパリ町西部のナバガン・バランガイで500ヘクタールにわたり自生するマングローブの一種、ニッパヤシから採取できる樹液からアルコール度70%の「ニパホール」と呼ばれるバイオエタノールを製造する。開発技術を提供するのは北イロコス州バタック町にあるマリアノ・マルコス国立大の研究室で、地元自治体とアパリ町出身の上院議員、シャーウィン・ガチャリアン氏らが提携して同生産事業が実現した。(2日・マニラタイムズ)