ペトロン21年は純利益に 連結総収入が53%増に
[ 264字|2022.3.10|経済 (economy)|econoTREND ]
サンミゲル傘下で国内石油元売り最大手ペトロンの決算報告によると、2021年は61億4000万ペソの純利益となり、20年の114億ペソの損失から大幅に改善した。昨年、国際原油価格が高騰したことやコロナ規制緩和で石油製品に対する需要が高まったため、連結総収入も4380億6000万ペソと前年比53%増加した。昨年の石油製品販売量は8224万バレルで前年比5%増加した。同社はバタアン州にある自社石油精製工場に必要な電力を供給するため、隣接地で最大発電量184メガワットの発電所を建設しており、まもなく完成する予定。(9日・スター)