露との原発事業協力は継続 エネルギー省が表明
[ 311字|2022.3.8|経済 (economy)|econoTREND ]
ウクライナに侵攻したロシアに対する経済制裁などが国際社会で強化される中、エネルギー省のエルギサ次官は、「原子力発電所建設に関するロシア国営原子力企業ロスアトムとの協力関係は依然継続される」と言明した。
ウクライナに侵攻したロシアに対する経済制裁などが国際社会で強化される中、エネルギー省のエルギサ次官は、「原子力発電所建設に関するロシア国営原子力企業ロスアトムとの協力関係は依然継続される」と言明した。ロスアトムによる比の原発導入に関する事業可能性調査第1弾では、30年以上凍結されているバタアン原子力発電所の稼働に向けた有効性などが提示されている。同次官によると、比政府は原子力発電事業の再開に向けて、韓国水力原子力発電との間でも協力協定を結んでいるほか、今週中にクシー・エネルギー相が訪米し、米国務省との間で、比における小型モジュール式原子炉の導入に向けた協力覚書を締結する予定となっている。(6日・マニラブレティン)