2月の製造業PМI52.8 3年ぶりの高水準に
[ 291字|2022.3.3|経済 (economy)|econoTREND ]
英国の調査会社IHSマークイットは1日、フィリピンの2月の製造業購買担当者景気指数(PМI)速報値が52.8と前月1月の50から上昇し、2018年12月期以来、3年2カ月ぶりの水準になったと報告した。コロナ防疫規制が緩和されて経済活動が再開していることに加え、国内移動の規制緩和により部材の調達も拡大していることが要因とみられる。製品輸出も5カ月ぶりに増加に転じているという。PМIは企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、景況感についてアンケート調査した結果を指数化したもので、50を上回ると景気拡大、下回ると景気減速の見通しを示す。(2日・マニラタイムズ)