SМインベストメンツ 21年純益が65%増加
[ 476字|2022.3.1|経済 (economy)|econoTREND ]
シー一族が所有する国内最大級コングロマリットの投資持株会社、SМインベストメンツは2021年の決算報告を行い、連結純益が385億ペソと20年比65%増まで拡大したことを明らかにした。連結総収入も同9%増の4281億ペソまで拡大し、増収増益だった。事業分野別では金融部門が純益全体の51%を占めて最大だった。その他、不動産開発部門が同25%、モール運営を含む小売部門が17%を占めた。また、同社は昨年、ベーカリー大手のゴールディロック・ベイクショップに追加出資し持株比率を74%まで引き上げたほか、ロジスティック大手の2GОへの持株比率も53%まで引き上げている。一方、小売子会社のSМリテールは昨年の総収入が3039億ペソと前年比2%増加し、純益が96億ペソと同133%増加するなど好調で、SМインベストメンツの純益拡大に貢献した。SМリテールは昨年、294店舗を新たに開業し、総店舗数を3215店にまで引き上げた。傘下にSМスーパーマーケット62店やウォルターマート73店、コンビニのアルファマート1207店なども含む。(28日・マニラブレティン)