セメントの緊急輸入制限 業界団体が延長を要請
[ 285字|2022.2.28|経済 (economy)|econoTREND ]
貿易産業省が2019年9月から2年半にわたり実施しているセメント緊急輸入制限措置(セーフガード)について、セメント製造業者組合(CEМAP)が実施期間(3年間)を延長するよう同省に要請した。セーフガード実施1年目にはセメント1トン当たり250ペソの緊急関税額を課し、2年目には同225ペソに引き下げる予定だったが、輸入量が依然増え続けているとして、業界団体からの要請を受けて同245ペソに引き上げられていた。3年目の緊急関税額は同200ペソに設定されている。セーフガード延長申請を受けて関税委員会は3月8日、市場影響調査の実施方法に関する会合を開く。(27日・スター)