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2月11日のまにら新聞から

20年は平均月収1622ペソ減 コロナの影響で1万6486ペソに

[ 568字|2022.2.11|経済 (economy) ]

2020年の月間平均賃金はコロナ禍の影響を受け、18年より1622ペソ低い1万6486ペソだった

 比統計庁は9日、隔年で実施されている職業賃金調査(OWS)の2020年調査結果を発表した。それによると、同年の190業種の月間平均賃金はコロナ禍の影響を受け、18年より1622ペソ(9%)低い1万6486ペソだった。

 2020年の平均月収を職業別に見ると、最も高かったのが民間保険部門で働く数理分析者、統計専門家、保険数理人(アクチュアリー)で6万3368ペソだった。

 次いで、情報サービス業などに従事するコンピューターネットワーク専門家で5万9787ペソ、土木・建設業に従事する地質学、地球物理学専門家5万449ペソ、鉱業に従事する地質学専門家4万9090ペソ、電気・ガス・蒸気および空調供給業に従事する施工管理技士4万8502ペソ、メディカル・トランスクライバー用ソフトウェア開発者4万8000ペソ、情報サービス業のシステム・アナリスト4万7337ペソ、航空輸送事業監督者4万5865ペソ、電子工学技師4万5331ペソ、鉱山技師4万3334ペソなどの順。

 コロナ禍の2020年に最も賃金が上がったのは、簿記・会計職で18年比1526ペソ増の平均1万8008ペソ。特に電気・ガス・蒸気および空調供給業の簿記・会計職は1774ペソ増の2万9713ペソだった。非熟練労働者は398ペソ増の1万1587ペソだった。(竹下友章)

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