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　中央銀行の速報値によると、2021年12月末時点の拡大商業銀行による貸出残高合計が９兆6000億ペソで前年同月比4.6％増加した。前年同月比増はこれで５カ月連続となる。前月11月期の貸出残高伸び率は４％だった。中銀は「コロナワクチンの接種が進み、12月にはコミュニティー防疫規制も緩和されたことから経済再開の見通しが強まり市中銀行の貸し出しも継続して改善している」と分析した。銀行貸出残高は20年12月から21年７月まで８カ月連続で前年同月比減を記録し、縮小傾向だったが、21年８月から一転してプラスの伸び率を続けている。（１日・スター）