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関税庁が、密輸取り締まりで押収した５台の高級車を売却するためのオークションを初めて実施した。最低入札価格が2323万ペソの2008年型フェラーリ430スクーデリアなど高級車５台を出品し、フェイスブックでライブストリーミングしたものの応札者が現れず、取引は成立しなかった。政府はこれまで押収した高級車は破壊してきたが、コロナ対策予算を捻出するため今回初めてオークションにかけた。（13日・インクワイアラー）