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　アジア開発銀行（ＡＤＢ、本部・首都圏パシッグ市）はこのほど、パンパンガ州クラークにサテライト事務所を開設した。ドゥテルテ政権の進めるインフラ促進プログラム「ビルド、ビルド、ビルド」への融資を強化している同行として、特に今年半ばに着工予定のマロロス—クラーク高速鉄道建設事業（事業費27億5000万ドル）の進捗を支援することが現地事務所開設の目的。また、同事務所はマロロス—クラーク高速鉄道を含む南北通勤鉄道事業（タルラック州ニュークラークシティーからラグナ州カランバまでの163キロ区間を結ぶ）を調整・支援する任務も担っている。（1日・スター電子版）