巨大海上橋建設3計画を撤回へ
[ 292字|2019.10.29|経済 (economy)|econoTREND ]
ペルニア国家経済開発庁長官は、ドゥテルテ政権が定めている政府重点インフラ75事業リストから事業可能性が低い巨大海上橋建設計画3案件を除外することを明らかにした。代わりに事業規模の小さな橋りょうや道路、かんがい事業などをリストに加えるとしている。白紙撤回が決まったのは、セブ〜ボホール、レイテ〜ミンダナオ島スリガオ、ルソン〜サマール間をそれぞれ結ぶ橋の建設事業。事業総額は1611億ペソと見積もられていた。同長官は、これら3事業がドゥテルテ大統領の任期が切れる2022年6月までの完成が見込めないことや、事業費の工面が困難であることを撤回の理由として挙げている。(26日・ブレティン)