政府のインフラ事業促進でセメントと熟練労働者不足
[ 272字|2017.12.2|経済 (economy)|econoTREND ]
比セメント製造業者組合のオルドニェス会頭によると、政府のインフラ事業促進政策の進展にともない、国内でのセメント不足が深刻になっている。同会頭によると、現在の国内セメント需要量は2600万トンほどで、その12%は輸入に頼っている。2017年1〜6月期だけでもセメント輸入量は昨年実績に相当する180万トンに達しているという。一方、貿易産業省によると、今年7月期の国内建設労働者の総数は386万人に上るが、ドゥテルテ政権のインフラ促進政策を確実に実施するためには、さらに200万人の新規建設労働者が必要になるという。(11月29日・スター電子版)