ASIA WATCH
[ 456字|2017.8.17|経済 (economy)|ASIA WATCH ]
マレーシア、20年までに「高齢化社会」入り
マレーシア統計局は15日、2020年までに65歳以上の人口割合が7.0%を超え、「高齢化社会」に入るとの見通しを示した。17年の総人口は3200万人と予想。このうち65歳以上の高齢者は、前年の190万人から200万人に増加し、全体の6.2%を占めるという。
統計局の予想に基づくと、総人口の内訳はマレーシア人が2870万人、外国人が330万人。
全体の年齢構成は、0〜14歳が24.1%、15〜64歳が69.7%、65歳以上が6.2%。15〜64歳の生産年齢人口100人当たりの幼齢人口(0〜14歳)は34.7人(16年は35.3人)、65歳以上の老齢人口は9.0人(同8.7人)になる。
マレーシア全体の住居数は850万戸(16年は840万戸)、世帯数は770万世帯(同760万世帯)に増加する。
世帯規模は、マレーシア全体では前年比0.03人減の4.06人。都市部は前年の3.92人から3.89人に減る一方、地方部は4.68人から4.69人(同)に微増となる。(クアラルンプール時事)