バナナ農園経営始める
[ 323字|2014.9.22|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
モロ民族解放戦線(MNLF)のメンバーらが18日から、ミンダナオ地方マギンダナオ州ダトゥオディンシンスアト町で、面積約500ヘクタールのバナナ(カベンディッシュ)農園経営に乗り出す。元MNLF戦士だった同町バゴインジェド・バランガイ(最小行政区)の農民たちが子供の教育などをはじめ生計維持の目的で企画。多目的協同組合(COOP)を設立した。
ダトゥママ・ギアマンMNLF・COOP委員長は「外国の支援者がいるわけではないが、海外の業者たちが産品の買い付けを約束している」という。
プロジェクトを率いるセマ元コタバト市長は「バナナ農園事業は同州内に住むMNLFメンバーたちに一つのモデルを示すことになろう」と述べた。(18日・スター)