OFWに厚い支援
[ 319字|2014.9.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ地域担当の労働雇用省ダバオ地方事務所は、内戦状態のリビアから退去を余儀なくされたダバオ出身の比人海外就労者(OFW)に対するきめ細かな生活支援をしている。
ジョフリー・スヤオ事務所長によると、ダバオ空港に到着したOFWには一時宿泊施設を提供し、当座の生活資金として1万ペソを支給した上、リビアで受けた精神的ストレスのカウンセリングも実施。また希望者には貿易実務やコンピューター技術、農業技術、宝石加工、調理技術などの職業訓練を施しており、35人が訓練を受けているという。
騒乱状態のリビアには依然300人以上のダバオ出身のOFWが滞在、同事務所は支援を充実させ帰国を促したいとしている。(16日・ブレティン)