小児がん患者を支援
[ 311字|2012.10.22|経済 (economy)|econoTREND ]
ビサヤ地方イロイロ市に住むアイルランド人のパトリック・マレーさんがこのほど、パナイ、ギマラス両島の小児がん患者を支援するため、集めた寄付金20万ペソを非政府組織(NGO)の「がんと戦う子供たち」(KKK)に手渡した。KKKは、この寄付金をがんと診断された貧困家庭の子供たちの医療支援に使う。
元郵便局員のマレーさんは退職後、イロイロ市で暮らし、これまでも地域の小児がん患者を支援してきた。昨年2月には、同市内で募金活動をし、2万5千ペソ集めた。この募金で7人の子供たちが、がんの化学治療を受けた。
今度の募金は、マレーさんが7月、英国へ休暇旅行した際、ロンドン郊外の商店街で、1日で集めた。(16日、ブレティン)