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10月15日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 325字|2012.10.15|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 クアラルンプールからの報道によると、フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)の和平「枠組み」合意を受けて、マレーシアに本社を置く世界最大のパーム油生産会社、フェルダ・グローバル・ベンチャーズ社がミンダナオ地方へ投資する意向を表明した。「枠組み」合意後、同地方へ投資意欲を表明した外国企業は初めて。

 同社の最高経営責任者は8日、ミンダナオ地方はフィリピン国内で最も、アブラヤシ栽培に適しており「ぜひ、進出したい」と語った。

 パーム油はアブラヤシの果肉から生産し、洗剤やせっけんの材料となる。その生産で世界トップのフェルダ・グローバル社は、これまでも、株価総額31億ドルの資金力で東南アジアやアフリカへ進出してきた。(10日、スター)

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