ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 306字|2010.5.3|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
チャンプが窮地に?
比の選挙に暴力と買収は付きものだが、サランガニ州での下院選に出馬している国民的英雄のパッキャオ候補が、対立陣営からの「待ち伏せ攻撃を受けた」との訴えで窮地に立たされている。
発端は、同陣営側の町長らが乗る車が4月25日夜、2台の車に分乗した5人組に襲われた事件。町長は難を逃れ、警察に通報。駆けつけた警官が5人組を拘束した。
問題は5人組が乗っていた車の1台が、パッキョオ候補の妻ジンキーさん名義だったこと。しかも、車内からは自動小銃、拳銃各1丁が押収された。
地元警察は、事態の推移によってはパッキャオ候補を事情聴取する構えをみせている。同候補は事件への関与を否定している。(28日・サンスター)