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　首都圏カロオカン市とパンパンガ州クラークを結ぶ北ルソン鉄道再整備事業を管轄する北ルソン鉄道公社のパミントゥアン総裁はこのほど、アロヨ大統領に同事業費の追加分２億9,900万ドルの支出を勧告した。建設資材の高騰に加え、ディーゼル機関車から電動機関車への変更による電力負担の増大、さらに盛土設計から高架橋設計への変更などにより事業費（当初約10億800万ドル）が膨張すると見込まれるため。同事業は中国政府の借款で中国国営企業が事業主。用地確保が予定通り進まず今年４月にバルトロメ前総裁が中国企業との契約打ち切りを勧告した。（9月29日・スター）