ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2002.12.30|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
金鉱山に民間が投資へ
環境天然資源省はミンダナオ島コンポステラバレー州モンカヨ町にあるディワルワル金鉱山への民間投資の誘致を開始することを明らかにした。
政府が管理する約八千百ヘクタールの金鉱では約四万人の炭鉱員や家族が生計を立てている。
大統領府ディワルワル金鉱山対策班の班長を務めるドゥテルテ・ダバオ市長はゴソン環境長官に対し、現在働いている炭鉱員を失職させないよう申し入れた。
政府は今年七月、同金鉱山を管理下に置いてから、約七百ヘクタール分の鉱山から約四百七十八万ペソの収益を得ているという。天然資源開発公社は百九十七トンの金塊を発掘している。アロヨ大統領はこのほど、同金鉱を「鉱物管理保護地区」に指定した。 (24日・インクワイアラー)