就籍は「二世の存在証明」 梅村みずほ参議院議員単独インタビュー
[ 3128字|政治 (politics) ] 無料日本維新の会の梅村みずほ参議院議員が来比、まにら新聞のインタビューに応じる。「残留日本人二世の国籍回復は当事者の存在の証明であり、存在の肯定だ」
日本維新の会所属の梅村みずほ参議院議員が7月末から8月はじめにかけ、比を訪問した。子育て支援や児童虐待、共同親権など、親子関係の問題を中心に取り組んできた梅村議員が比訪問に当たって最も重視したのは、残留日本人二世(残留日系人)の無国籍問題だ。今年5月ごろに残留二世問題を書籍で知った同議員は、その日に残留二世の国籍回復に取り組むNPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)」に電話、翌日には同NPOの猪俣典弘代表と数時間の議論を通じ問題を把握し、今回初めて比を訪問した際には、自ら残留二世の当事者と面会し聞き取りを行った「行動派」だ。そんな梅村議員がこのほど、まにら新聞の単独インタビューに応じた。(聞き手は竹下友章)