「海上防衛支援を期待」 日本政府の装備品移転で
[ 1328字|政治 (politics) ] 無料参謀総長「レーダー以外に日本からOSAを通じ欲しいのは海軍艦、哨戒機、無人機、潜水艦」
ブラウナー国軍参謀総長は19日、外国人特派員協会主催の記者会見に応じた。今年から始まった日本の政府安全保障能力強化支援(OSA)に関し、「日本政府は近く防衛装備品移転三原則を緩和し殺傷性装備品の移転を可能にする見込みだが、緩和された場合どのような装備品が欲しいのか」とのまにら新聞の質問に対し、参謀総長は「現在、国軍の最大の懸念事項は海洋防衛だ」と強調。OSA第1弾として比に無償供与される見込みの警戒管制レーダーに加え、離島防衛や迎撃作戦に用いるために必要な装備品として、外洋に展開できる海軍艦、哨戒のための航空機、情報収集・警戒監視・偵察(ISR)のための無人航空機を挙げた。また、潜水艦についても「国軍近代化プログラムのホライゾン3の中の『欲しいものリスト』に入っている」とした。