「比の栄養2極化に対応」 味の素フィリピン65周年
[ 1575字|社会 (society) ] 無料比味の素が初のメディア向けイベントで比栄養問題への取り組みを紹介
味の素フィリピンは20日、比進出65周年の節目に合わせ同社の取り組みと2030年に向けたビジョンを紹介するメディア向けイベントを初めて開催した。会場の首都圏マニラ市のホテルには、メディア関係者ら120人が参加。尾崎弘一社長は、1909年にさかのぼる味の素販売史と1958年にさかのぼる比事業を紹介した上で、「10億人の健康寿命の延伸」「環境負荷50%削減」という同グループの2030年までの目標を説明。児童の発達不良が多い一方で肥満率も高い比の栄養状況の「2極化」を指摘し、比の栄養課題に取り組む決意を表明した。