マニラ港で艦内公開 空母化進む「いずも」
[ 2062字|社会 (society) ] 無料海自最大護衛艦いずもがマニラ港で比日メディアに艦内を公開。同艦の機能などについて説明
海上自衛隊は27日、初めて首都圏マニラ市に寄港した海自最大護衛艦いずもの内部を比日メディアに公開した。ヘリを最大14機搭載でき、5機同時の発着艦が可能な護衛艦いずも=2015年就役=は、「ヘリ空母」とも呼ばれてきた。それが20年度予算による第1次改修を経て、第5世代ステルス多用途戦闘機F35ライトニングの艦載機仕様F35Bの搭載が可能となった。21年10月3日には初めて米軍のF35Bの発着艦実験に成功。24年に控える第2次改修では、尖った船首部分の飛行甲板を矩形(くけい)にすることで戦闘機用の滑走路を延長。より空母の形に近づける。