「南シナ海で明白な権利侵害」 ASEAN首脳会議で大統領
[ 1287字|政治 (politics) ] 無料ASEAN首脳会議で大統領「南シナ海での明白な比権利侵害」を強調
マルコス大統領は11日、最終日となる2日目の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で比の立場を主張した。南シナ海問題について大統領は、中国の名指しを避けながら「同海で最近発生した出来事」について「比の主権、主権的権利、管轄権に対する侵害であり、比国民、特に漁民・沿岸住民の安全と福祉に明白な影響を及ぼしている」と非難。「比が排他的経済水域(EEZ)で主権的権利を行使する能力を否定し、妨害しようとする試みがあろうとも、比は毅然として国連海洋法条約(UNCLOS)下で認められた海洋権益を守り続ける」と宣言した。