ICC捜査「妨害しない」 デロラサ氏ら「容疑者指定」で
[ 1004字|社会 (society) ] 無料超法規的殺害で訟務長官「政府は協力はしないが、ICC検察官は自分で尋問することができる」と明言
ドゥテルテ政権期の超法規的殺害問題について、国際刑事裁判所(ICC)への提訴手続きを行ったアントニオ・トリリャネス元上院議員が7月25日、前政権期に国家警察長官を経験したロナルド・デラロサ現上院議員やオスカー・アルバヤルデ氏らを含む5人を容疑者とみなす旨記したICC名の文書をSNS上で公開した。これを受け、ゲバラ訟務長官はニュース番組のインタビューで、ICCから5人への捜査協力の依頼があった事実を確認し、「政府はICCの捜査を妨害しない」との立場を明らかにした。